巨大地震等の大規模な災害時に被害を出来るだけ少なくするためには、一人ひとりの防災意識がとても大切になります。

 突然くる大地震と津波、台風や大雨による急激な洪水など、いつ何時起こりうるか分かりません。
 災害が発生した時、自分が無事であるかどうかがとても大切になります。

 ふるさと苑は耐震性のある建物ですが、居室の家財が落下したり、倒れないと思っている物が倒れてくるかもしれません。地震対策をすることで、居住されている皆様の居室が一番の避難所となり、安心して暮らしていける環境になれるように年1回の防災点検を行い、家財配置のアドバイスや家具転倒防止の業者手配などのサポート、毎年9月は防災訓練を行い防災意識を高める取り組みをさせていただいております。

 いつか来る大災害、そう遠くはありません。

 いざ起こった時には、まずは自分の肉体を守りましょう。そして、心を見られる環境を整えていきましょう。
 その為にも、日々の防災対策や備蓄が出来ているかを確認していきましょう。

備蓄について

 地震等大規模な災害時には、最低でも3日分、出来れば1週間分程度の家庭での食料品の備蓄に取り組むことが望まれます。
 ふるさと苑では、一人ひとりが災害について考えながら、防災対策として約3日分の非常時の持ち出し品や非常備蓄品を各自が備えています。

 どの様な物を揃えれば良いのかと、意見がありましたので、ふるさと苑の方に非常持ち出しチェックリスト非常備蓄チェックリストをお渡ししています。

 また、ふるさと苑居住者の為、4日目以降の備蓄を準備しております。

ふるさと苑防災備蓄品

1.食料・飲料水
  配分対象者:ふるさと苑居住者
  品目:クラッカー、チキンシチュー、野菜シチュー、野菜のクリームパスタ、マカロニ&チーズ、洋風とり雑炊、洋風エビ雑炊、飲料水(4日分)
  備考:食料25年保存、飲料水15年保存

2.生活用品
  対象者:ふるさと苑居住者
  品目:毛布6枚、タオル20枚、カセットコンロ3台、カセットボンベ10本、鍋(蓋つき)3個、お玉3個、食器セット(お皿、紙コップ、使い捨てスプーン)60名分、ポリタンク(給水用)5個、ティッシュ10箱、ウエットティッシュ10個、トイレットペーパー8袋、ラップ、ゴミ袋

3.備品
  対象者:ふるさと苑居住者
  品目:救急箱1セット、ビニールシート大2枚、非常用トイレ1個、携帯ポータブルトイレ5個、軍手12組、養生テープ3個、ランタン(談話室用)2個、予備電池20個、使い捨てカイロ1箱、保温アルミシート20個、オムツ2袋

4.非常用設備
  非常用発電機:ふるさと苑B館に長期間電力を供給できるように用意しています。

井戸水:非常時のみ、ふるさと苑のトイレ4箇所が井戸水と連結されるようになっており、断水しても使用できるようになっています。