
はじめに
この法人は、多くの人々が抱えている自分自身の問題、家族の問題、広くは社会に関わる諸問題、また、人知の及ばない出来事が起こる現代社会などを通し、「なぜ生まれてきたのか、そして、どのように今生きていけばいいのか」について共に考え、一人ひとりが自分を見つめ、自分に問いかけ、そして、自分の中からその答えを引き出していくことにより、人間が本来持っている本当の優しさ・温もりに気付き、その一人ひとりの思いが、明るい未来、明るい社会を作り出していくことを目標とする支援や活動を行い、もって社会教育の推進並びに福祉の増進を図るとともに、多くの人々が、充実した人生を生きることに寄与することを目的とする。
伝えたいメッセージ
「心を見るって、どういうことだと思いますか」と、聞かれたときに、
「心を見るということだから、自分の今、思っていることを振り返るとか、語ってみるとか、そういうことかなあ。だけど、自分が今、心で思っていることって何だろうか。そういえば、私が心で思っていることと、実際に話していることとは、最初から最後まで全部、ピッタリ一致しているとは言えないなあ。時には、全く反対のことを言っている場合もあるし・・・。まあいいか、どうせ、黙っていれば、私が心で思っていることは相手に通じないのだから・・・。」
「なぜ、心で思っていることを、そのままストレートに話すことができない自分があるのだろうか。私は、本当はこんなふうに思っているのに、その三分の二も、いいえ、半分さえも言えないのはなぜかなあ。ぐっと言葉を飲み込んでしまう自分があって、いやだなあ。こんな私は苦しくていやだ。」
「何で、私は自分が心にも思ってもいないことを、こんなに口からスラスラと出てくるのだろうか。私って怖い。他の人も、こんな感じなのだろうか。心と裏腹なことを、みんな言っているのかしら。」
こういうふうに、心を見るとはどういうことかと聞かれたことから、あなたの心は、様々な方向に向いて、色々な思いを発していくでしょう。
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「私はこんなところに生まれてきたくなかった。」
「なぜ私を産んだのか。」
「なぜ私の母親は、あのような母親なのか。」
と、不足、不満の思いはみんな、目の前にいる母親を目掛けて攻撃していきます。
厳しい環境であればあるほど、攻撃の勢いは強いものです。
また、そうでなくて、例えば、人も羨むような恵まれた環境であっても、どこかに不足、不満を探し出しては、その思いを母親にぶつけていくのです。
そのようにして、どなたも、自分の目の前にいる母親に対して、自分の思いがストレートに飛び出ることを体験していきます。
「なぜ、母親には、自分の思いがストレートに出るのだろうか。」
不思議に思いませんか。
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誰かの紹介で、UTAブックの本を読んで、いずれにしても、何を目指して仲間入りしてきましたか。
この学びをやってみようと思われている方は、学びの動機の確認をしてください。
なぜ自分は学ぼうとしているのか、どういう理由から学ぼうとしているのか、いわゆる学びの動機はどこにあるのか、自分の中で精査していくことが絶対に必要です。
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