今、生きることに失望し、自ら命を絶とうとしている人はいませんか。
あなたの中の苦しみは、死んでなくなるのでしょうか。
自ら命を絶てば、今の苦しみ、辛さ、哀しみのどん底から、自分自身逃げ出すことができるのでしょうか。
今、自分が窮地に陥り、もう本当に生きていても仕方がないと、そのように思っているあなた、死を選ぶ前に、今一度、あなたを生んでくださったお母さんのことを思ってみてください。
自分が生きていく時間を、自分で摘み取っていいはずはありません。
あなたの時間は永遠です。あなたは、限りなく続いています。
たとえ、ここで、自らの命を絶っても、あなたの時間は絶つことはできないのです。
そう、あなた自身、死ぬことはないのです。
あなたは死ねる。つまり、あなたはそこで終わると思っています。
しかし、あなたは死なない。つまり、あなたはそこで終わらないのです。
こんな辛い人生は、ここで終わりたい。そういう言い分はあるかもしれません。
しかし、私は、それは違いますと言うしかありません。
その根拠は、肉体は朽ち果てても、あなた自身は存在するという事実です。
そして、あなた自身が存在するということは、あなたの中にある苦しみもまた、そのままそこに存在しているという事実です。
何度生まれ変わってきても、あなたの心の苦しさは解消されない。その根本的な心の底の、底の苦しさを、自分自身で解消しない限り、その苦しさは、つまり地獄の世界は、あなたの中で、ずっと続いていく。これが事実です。
どうぞ、お母さんを思ってください。
「どうぞ、しっかりとこれからのあなたの時間の中で、自分をしっかりと見つめていってください。
私があなたを生んだのは、あなたがあなた自身を見つめてほしいからです。
あなたは、どうぞ、私に肉体をくださいと強く望んできたのです。
あなた自身、自分を見つめたい、どんなに苦しいことがあっても、どんなに辛いことがあっても、人生ままならないときであっても、自分自身を見つめていきたい、今度こそ自分を裏切りたくない、その思いから、私に生んでくださいと、あなたは、言ってきたのです。
もちろん、私自身も愚かな母親でございます。
ただ、私は、今、あなたのその必死な思いに応え、あなたをこの世に産み落としただけです。
その私の思いを、どうぞ、あなたの心で感じていってください。」
そうやって、あなたは、母の意識から、ゼロ歳の時、そっと背中を押し出していただきました。
自分がお母さんに、私を生んでくださいと言ったその必死な思いに、誠実に応えていく道を、そして、自分の願い通りに、自分に肉体を持たせたことを、可能な限り活用していく道を、選んでください。
書籍 【あなたこのまま死んでいっていいのでしょうか】より抜粋
今、生きることに失望し、自ら命を絶とうとしている人はいませんか。
あなたの中の苦しみは、死んでなくなるのでしょうか。
自ら命を絶てば、今の苦しみ、辛さ、哀しみのどん底から、自分自身逃げ出すことができるのでしょうか。
今、自分が窮地に陥り、もう本当に生きていても仕方がないと、そのように思っているあなた、死を選ぶ前に、今一度、あなたを生んでくださったお母さんのことを思ってみてください。
自分が生きていく時間を、自分で摘み取っていいはずはありません。
あなたの時間は永遠です。あなたは、限りなく続いています。
たとえ、ここで、自らの命を絶っても、あなたの時間は絶つことはできないのです。
そう、あなた自身、死ぬことはないのです。
あなたは死ねる。つまり、あなたはそこで終わると思っています。
しかし、あなたは死なない。つまり、あなたはそこで終わらないのです。
こんな辛い人生は、ここで終わりたい。そういう言い分はあるかもしれません。
しかし、私は、それは違いますと言うしかありません。
その根拠は、肉体は朽ち果てても、あなた自身は存在するという事実です。
そして、あなた自身が存在するということは、あなたの中にある苦しみもまた、そのままそこに存在しているという事実です。
何度生まれ変わってきても、あなたの心の苦しさは解消されない。その根本的な心の底の、底の苦しさを、自分自身で解消しない限り、その苦しさは、つまり地獄の世界は、あなたの中で、ずっと続いていく。これが事実です。
どうぞ、お母さんを思ってください。
「どうぞ、しっかりとこれからのあなたの時間の中で、自分をしっかりと見つめていってください。
私があなたを生んだのは、あなたがあなた自身を見つめてほしいからです。
あなたは、どうぞ、私に肉体をくださいと強く望んできたのです。
あなた自身、自分を見つめたい、どんなに苦しいことがあっても、どんなに辛いことがあっても、人生ままならないときであっても、自分自身を見つめていきたい、今度こそ自分を裏切りたくない、その思いから、私に生んでくださいと、あなたは、言ってきたのです。
もちろん、私自身も愚かな母親でございます。
ただ、私は、今、あなたのその必死な思いに応え、あなたをこの世に産み落としただけです。
その私の思いを、どうぞ、あなたの心で感じていってください。」
そうやって、あなたは、母の意識から、ゼロ歳の時、そっと背中を押し出していただきました。
自分がお母さんに、私を生んでくださいと言ったその必死な思いに、誠実に応えていく道を、そして、自分の願い通りに、自分に肉体を持たせたことを、可能な限り活用していく道を、選んでください。
書籍 【あなたこのまま死んでいっていいのでしょうか】より抜粋